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2006年11月30日

日本酒用語

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原料の米をどの位、精米して磨いたかを表しています。
例として、精米歩合70%は30%以上玄米の外側を削り取って精米した米を使用していると
いうことになります。
精米歩合の数値が小さければ小さいほど、「雑味」が減る傾向にあります。
米の表層部や胚芽には、ビタミン・灰分脂肪・たんぱく質・などが多く含まれています。
これらの成分は清酒を造る過程でとても大事ですが、多すぎると香りや味を悪くしますので
精米によって、これらの成分を少なくした白米を原料とします。
ちなみに、精米歩合50%以下の白米(玄米を半分以上削る)で造られたものは大吟醸酒
といいます。

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サトウキビの絞りカスを発酵させて作った(糖蜜やでんぷん質から醸造された)
アルコールのことです。

もろみに醸造アルコールを適量添加すると、スッキリとした香りが高い味になります。
原酒自体の味を変えて飲みやすくする他、乳酸菌(火落菌)※の
増殖を防止する効果もあります。

吟醸酒や本醸造酒に使用する醸造アルコールの量は、使用した白米重量の10%以下
添加することが許されています。 
本醸造酒とは「冷」でも「燗」でも飲める酒造を代表する酒。
季節を問わず飲んでいただけます。

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酒の辛口・甘口の目安となる数値のことです。
日本酒度は、水(±0)に対する酒の比重を「日本酒度計」で測定したもの。

すなわち、水と清酒の比重を表すものであります。
糖分が少ない辛口の酒は、比重が軽く日本酒度は「+」傾向
糖分が高い甘口の酒は比重が重く、日本酒度は「-」傾向になります。


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日本酒に含まれる、リンゴ酸、乳酸、コハク酸などの有機酸の量。
簡単に言うと、味の濃淡をみるために使われる数値です。

現在、日本酒全体の酸度の平均値は1.3~1.5で、これより高いと濃醇
低いと淡麗と言われています。
適度な酸味は飲み口の良さ・酒の旨味に大きく影響しています。

日本酒の辛い(+)・甘い(-)は日本酒度だけでは、正確に判断できず、
この酸度の数値もふまえて判断されます。

日本酒度がプラス(辛口)の酒は、酸度が低いと淡麗辛口になると
見られています。
日本酒度がマイナス(甘口)の酒は、酸度が高い方が、味に旨みと
爽快感
が出ます。

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お酒に含まれる酸の1つで、清酒の旨味を構成し、コクを引き立てるアミノ酸の度数を言います。
日本酒にはアルギニン、、ロイシン、セリンチロシン、グルタミン酸など
約20種類のアミノ酸が含まれています。

また、飲み口の良さや、のど越しの爽やかさは、このアミノ酸により決定されます。
酸度が低い場合でもアミノ酸度が高いと辛口で重たい酒となり、アミノ酸も低い場合は、
淡麗で口当たりの良いお酒となります。


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米のデンプンは、によって糖分となり、それをアルコールに変えるのが
酵母です。

日本酒の香りを左右する酵母には多くの種類がありますが、酒の味や質に合わせて
酵母を使い分けてます。


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日本酒造りに欠かせない麹。
麹にはシミやソバカスを防ぎ肌を白く保つ物質が含まれています。
日本酒を常飲する相撲りの肌の美しさを見ればその効果も納得です。

2006年11月22日

日本酒のできるまで

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精米・・・ 玄米の表面から、醸造上で不必要な成分を取り除く作業。

洗米・・・ 白米表層に残留している糠分を取り除く。
      二次精米の効果がある。

浸漬(しんせき)・・・ 米粒の中心まで水を充分に吸わせ、煮蒸した時に
      完全な蒸米になるようにする。

蒸し・・・ 米の生デンプンをα化し、麹菌の生産する糖化酵素の作用を受けやすくし、
      加熱によって殺菌し、以後の醸造工程を安全に行うため。
     蒸米の出来は、以後の製麹管理ともろみ中の米の溶解に大きな影響を与えるので
     とても重要な工程である。

もろみ・・・ 4日間にわたり三段階の仕込をする。この三段仕込み日本酒独特の方法で、
       室町時代に確立されたという。
       
上槽・・・ もろみを酒袋に入れて槽でしぼったり、
      しぼり機で酒かすと日本酒に分ける。

滓引き・・・ タンクの中で10日間くらい静置しておくと、固形物が沈殿し、上澄んでくる。
       この上澄んだ部分を抜き出す作業をいう。

ろ過・・・ ろ過機によりろ過し、さらに清澄にする。

火入れ・・・ 殺菌するためと、酵素を破壊して、貯蔵中の品質劣化を防ぐため。

貯蔵・・・ この期間に香味の熟成がおこり、新酒の荒々しい香味が丸く穏やかになる。

調整・・・ 必要に応じて酸の調節をしたり、原酒(通常アルコール分20%前後)を市販酒規格(通常15%)に
      合わせるために、水を加える割水という作業が行われる。
   

麹(こうじ)づくり・・蒸米に麹菌の胞子を種付けする。杜氏が最も気を使う工程である。
     
酒母(もと)づくり・・水にさました蒸米と米麹を入れ酵母を加える。自然に醗酵が進んで酒母が出来る。
     

2006年11月21日

精米比率と酒の種類

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吟醸酒
    60%以下(大吟醸酒は50%以下)に精米された米を使い、低温発酵で造る酒。
    独特の果実のような香り(吟醸香)が特長。純米酒と同製法の「純米吟醸酒」と、
    本醸造酒と同製法でより吟醸香の強い「吟醸酒」があります。

純米酒  
    米と麹と水だけで造る酒。70%以下に精米された米を使用。
    芳純で伝統的な味わいを持っています。

本醸造酒
    精米歩合70%以下の米と米麹そして水及び醸造アルコールを原料として造られています。
    醸造アルコールを少量加えることによって、スッキリとした味わいが特徴。
    『冷』でも『燗』でも美味しいお酒です。
    ちなみに、特別本醸造酒は精米歩合60%以下の米を使用しています。

普通酒
    一般の日本酒。
    吟醸酒や本醸造酒などに比べ、添加される醸造アルコールの量が高く、
    醸造用糖類や科学調味料を添加したものもあります。
    気軽に味わえる 慣れ親しんだ風味といえます。

生酒    
    日本酒は通常、醸造後熱処理(火入れ)を2回します。
    火入れを行い酵母の活動を休止させ、さらに瓶詰めして出荷の際にも再度火入れを
    行ないます。
    その熱処理(火入れ)を一切していないお酒が生酒です。
    華やかな香りと、搾りたてのフレッシュな味が特徴で季節ごとに味と香りの変化を
    楽しむ事ができます。
    『生貯蔵酒』とは、出荷の直前に1度だけ熱処理(火入れ)を行なっているお酒のことです。

原酒
    もろみを絞ると清酒ができますが、その後出荷段階を含めて一切水を加えず造られます。 
    アルコール分が若干高め(18~20%)になっています。

2006年11月17日

広島の地酒とは

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県内に多く見られる地層【花こう岩層】から湧き出る水は
特有の旨みを持っています。

しかし・・・
その水はカルシウム含量の少ない軟水であることが大問題でした。
酒の味は麹菌によるデンプンの糖化と酵母によるアルコール化との
微妙なバランスによって決まります。

したがって酒造りに使用される水は、それらの醗酵を促進させる
カルシウムを多く含む硬水が理想的でした。

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軟水のハンディキャップを克服する広島独自の軟水醸造法を明治後期
醸造家三浦 仙三郎氏が開発しました。

しっかりした麹を造ることによって米の糖化を進め、
軟水でも醗酵を活発にさせる醸造法を編み出し、
広島酒特有の芳香と旨みを作り出しました。

また 大正11年に全国に先駆けて設置した広島県醸造試験場も
酒造りの技術革新を強力にサポートしました。

官民一体となった技術革新は、現在も絶えず続けられています。
   
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広島県の酒米産地は 中国山地の標高200~400mの中山間部にあり
稲が熟す時期の一日の気温差が大きい地域です。
酒造好適米は古くから雄町(おまち)と八反(はったん)
を中心に栽培。
    
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品種改良によって作り出された
これらの広島酒米は全国から高い評価を受けています
             
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南は温暖な 《 瀬戸内海 》 に面し、
北は雪国並の《 豪雪地帯 》 中国山地

まるで、日本の縮図を見るようです。

その為、同じ広島の酒であっても、甘口から辛口、淡麗から濃醇まで味わいは多彩です。